屋外でドローンを飛行させるときに必要な手続き

機体重量100g以上のドローンを屋外で飛ばすには、先ず以下の4つの手続きが必要です。なお、この「機体重量」とは、ドローン本体及びバッテリー重量の合計を指しており、バッテリーを除いて、取り外し可能な付属品は、この重量は含まれないとされています。
- 機体情報の登録
国にドローンの機体情報(型番やリモートID等)を登録します。 - 操縦者の登録
航空法で規制されている方法や区域で飛行させるときは、国土交通省にドローン操縦者の情報を登録します。 - 飛行許可の取得
航空法で規制されている方法や区域で飛行させるときは、国土交通大臣の飛行許可を得ます。 - 飛行計画の登録・確認
航空法で規制されている方法や区域で飛行させるときは、飛行計画を国土交通省に登録し、飛行前にその空域を飛行する他機がないこと又は、他機の飛行内容を確認します。
(飛行制限区域ではない場合でも、事故防止のために登録・確認の実施が推奨されています。)
上記の手続きは、国土交通省の「ドローン情報基盤システム」から申請を行います。
これらの航空法に基づく手続きに加え、飛行する場所が地方自治体の条例でドローン飛行が禁止されていないか、個人、法人などの土地権利者、公園・河川管理事務所、海上保安庁などの許可が必要か、警察に道路使用許可申請が必要かなどを確認する必要があります。
≪詳細は、「ドローン(無人航空機)を屋外で飛行させるときに必要な手続き」をご覧ください。≫
その他、現場の直接管理上で重要なことは、飛行マニュアルの厳守です。飛行許可の申請の際に選択(又は提出)した飛行マニュアルは、そこに記載した手順や飛行条件は、全ての操縦者が徹底して守らなければなりません。
100g未満のドローンでも、空港や国の重要施設の周辺は飛行が厳しく規制されています。事前に警察や空港管理者に連絡し、許可等を得る必要があります。
屋内での飛行は、窓や扉を閉めたり、丈夫なネットで天井と四方を囲うなど、ドローンが外に出ないように完全に区切られた空間であれば、特別な許可は必要ありません。ただし、観客や他の利用者(第三者)がいない場所であることが条件です。
